道南民俗学研究会

虚飾を捨てた文章を書きたい。

小さな名医

 

f:id:bnzntna:20210403110750p:plain
漢字の「咲」のつくりは「笑」だという一説がある

 月に一度、寄席に足を運ぶ。ワンドリンク付き、1500円也。それで、多少なりとも浮世の憂さが晴れるのなら安いのかもしれない。ふと、これは医療費の項目で家計簿に計上されるものではないかと考えた。確かに、帰り道にはサッパリとした粋な心持ちがある。
 笑いは小さな名医。そう考えると医療が発達した現代においても笑いは日常に必要な潤滑油だと思うし、可能であるなら病院などの医療機関でこそ寄席を開催してほしいと思う。