道南民俗学研究会

虚飾を捨てた文章を書きたい。

郷土

地域の風景③トラピスト修道院登るルルドの洞窟からの眺め

海に浮かぶが如き函館山の威容 例年だと道南のゴールデンウィークは丁度、桜の頃である。だから、観光地でもある函館は近隣からの花見客も集まり、土産屋、宿泊関係などはトップシーズンの書き入れ時となる。そして、5月の2週目からは修学旅行生が入りだす。…

八雲山車行列のポスターの変遷

道南の二海(ふたみ)郡に位置する八雲町。日本で唯一、太平洋と日本海に面している街、人口は約一万六千人。特筆すべき産業は酪農です。 「八雲町公式HPより画像引用」」 同町に北海道三大あんどん祭りがあると知り、調査に向かう。「私、熱があるみたい。…

郷土の風景②青葉茂る湯倉神社と発祥の謎

湯の川温泉街は函館空港から約10分ほどの距離にある。その温泉街の東の緑豊かな丘、電車通りと産業道路が交わる交通量の多い地点に湯倉(ゆくら)神社は建つ。別称はお薬師様。向かって神社の右脇に湯倉川が流れている。風水で言う吉相、四神相応の地。 名称…

郷土の風景①重内神社と海峡の展望

この社殿の裏に210段の石段が続いている。学生時代は駆け上がり、駆け降りることができたが、はやる気持ちを抑え、境内の石碑などを見渡してみる。重内(おもない)神社 知内町市街地から車で約五分 御祭神 不動明神 創建明治25(1892)年ころ 御由緒 入植者…